Variations on a Silence-リサイクル工場の現代芸術
最近、何も見に行く気にもならない。が、これは観たかった。
私が二十台の50％を費やした、アートしかも現代美術嗜好、動向ストーキングの原動力を思い起こせば、９０年代初頭、バブル期メセナの余波が産んだ蜃気楼だったのか？*1大森にあった『*2レントゲン藝術研究所』との出会いが大きい。学校のある住居に忽然と現れる、真っ白な観音開きのドアの建物。
大田区大森という地名からはそればっかりが思い出される。
テクノクラートの飴屋法水氏をその後ペットショップのオーナとしてTVで拝見したとき、私の中で現代のアーティスト像がきっぱり決まった感を覚えたもんです。
取るに足りない止め処もない日常を、いつか自分に新たな感覚を教えてくれたものに繋げられるか？国や文化を超えて永遠に。それは相当安心してその後も生活できるのだ。そんな芸当をやってのける人々を私はアーティストとしたい。
http://variations.jp/index.html
