2005-07-02 序章-目の視覚・脳の視覚 脳の中の美術館 養老孟司の研究室で解剖学を専攻した布施英利曰く(聖書みたいな書き出しだな) 5万年人間の人体は変化していないので、美術史の歴史は全て現代のこと。過去の現象ではなく美術館で待ち構えているのは、自己の可能性の1つ。ってことで。ウォークマンが日々の日常の彩りを変化させる体験があるのがそれを実証していて…人間の目には 『目の視覚』 カメラに代表される 『脳の視覚』 映画に代表される“時間軸を伴った視線”夢等 分類されるのだそう。視覚も聴覚もそれぞれの器官で受けとった情報を脳で統合して処理することからこのニ分岐が産まれるんだとか。