手のひらを太陽に〜 

血が透けてるンじゃないのだ。

♪手のひらを太陽に透かして見れば〜真っ赤に流れる〜僕の血潮〜♪
この広く知れ渡った唱歌、実は歌詞、真っ赤なウソと、言うことが『図像学入門 荒俣宏コレクション2 目玉の思想と美学 (荒俣宏コレクション2) (集英社文庫)』の光の三原色がテーマをテーマにしたゲーテ的色彩論の章で明らかになった!!えー!?

  • 通常、光の三原色は赤・緑(あるいは黄)・青とされている。白色光を写しだすプロジェクターの口に青いセロファンを貼れば、セロファンが2〜3枚程度なら、白色光の黄色い光は青い膜に遮られ、光源を緑色に変える。しかし青いセロファンを10枚も重ねると、光は灰色に曇り、さらに2〜3枚重ねると、ふいに光が血のような赤色に変わる――というのである! しかもこの青セロファンを黄色にしても白色にしても、同じ結果が得られるそうだ。
  • 光の三原色を考えると、原色である青や黄をいくら濃くしても、その混合色でも反対色でもない赤が現れるはずもない。光の原色は従来の赤・緑(黄)・青の3つでなくても良いかもしれない――
  • これを『残像』が20世紀最大の発明である映画を産んだように、明快に仕組みが明らかになれば、それに匹敵する発明につながるとのこと…
  • 実際、その技術は明らかにされていないが、ポラロイド社のカラーは二色で総天然色を現しているそーーなああ。それも全て偶然の産物とのこととのこと。

人間の目には杆体(明暗を感知)と錐体(色を感知)する細胞があって、この色を感知する錐体が光の三原色といわれているRGBの3種類しかないので、全ての色の光がこの3種類の混合により形成されるっちゅーのが一般的なんですが。えー二色でもいんだ。なんでだ。どーしてだ。
網膜 - Wikipedia
現在の色彩の理論はBYニュートンでして、ゲーテの色彩論はあ・・・あとで読もう〜。図像学入門 荒俣宏コレクション2 目玉の思想と美学 (荒俣宏コレクション2) (集英社文庫)