氷点下におけるかわいいの変容

さぶいかった。この日寒さ絶頂*1だった。そんなおり、向かた先でおもふたこと…。
向かいまするのはベタに上野動物公園。正式名称、恩賜上野動物園。実に10年以上ぶりの入園です。
　
『ｶﾋﾟﾊﾞﾗさん』の縫いぐるみを持って来ていた人がいて。実在の動物がモデルというので、しかもそれ、全長160センチもあるとのことで、⇒が生！動くの観たい！！と！
同僚の子供を出汁で園内に侵入し、先ず向かうのはパンダ檻。年女のあたしが生まれた1972年に輸入された人気者。
日陰檻なのに常に脚光を浴びているそいつの前に久方ぶりに立って思ったのは…。

『猫背でやけ食いやっぱし中国語で熊猫だけはある。』というネガティブな気分であった。
隣のレッサーパンダも立ってなく。『か、か、かわいい。』と言ってはみたけれど。いやな上司の子供に言うかの状態。象、猿、フラミンゴ、ペンギン、シマウマ…

それなりにとてもかわいいけれど。
かばなんてよく出来たブロンズ像かと思ったら、1分後くらいに耳だけががぶるぶる動いて生存が確認できる始末。

そおこの日は晴れていたが極寒だったのだ。
お目当てのカピバラだって。あのぬいぐるみの状態がデフォルメでないと判明された。

ずーっとこのまま動かない…。
いやあ、今、写真で観るととてもかわいいではないですか。

しかしあの日に園内で最も私たちを高揚させたのはこいつ君であった！
↓↓↓↓↓↓↓じゃーん


微妙に二の足を踏んだ爬虫類館で、思わす子供がちゅーするそいつ･･･。
大山椒魚♥　♥ちゅー♥

こいつののっそい動きや、人間みたいな手♥、つぶら過ぎる目♥、ひらひらゆれるひれ♥等に私たちは鼓動が早まり血流が豪流！心が解凍され春が来た気分で『かわいいかわいい』連呼！
…。しかし。冷静に考えると、山椒魚くんがそうさせたというよりも。
爬虫類館温湿度高い！！∴心が解凍される以前に、温かさで実際に体が温まったていたのである。

ほうら、保護動物のガラパゴスゾウ亀くんなんか、湿度で天然ソフトフォーカスがかかって、よりラヴリー♥♥♥。
∴外見で可愛さを追求するよりも。身の回りを暖かに！！！
これが人に好かれる技であるらしい。
どおやら、生物担当曰く、いとしさを感じるホルモン*2が気温が下降するとストップしてしまうそおな。身をもって体験しました…。
ドMのあたしも寒さには敵わなかった。↓がパンダより全然かわいかったのです。


そおいえば！！！この人たちもこの映画http://www.pavillion.jp/の共演をきっかけに結婚したのでは！！！
めちゃめちゃすごい新発見をしてしまった！
山椒魚は恋の媚薬！？読んだことないけど山椒魚 (新潮文庫)って恋愛小説？
♥山椒魚の生育温度＝恋愛の保存温度の法則…♥

*1:実際何度かは知らない。いつもの買い物がお得になるポイントサイトcolleee（コリー）

*2:βエンドロフィン