アントニン&ノエミ・レーモンド展 建築と暮らしの手作りモダン@高崎市立美術館

哲学堂の裏庭植物

保守的な建築界に嫌気がさして、一度は画家を志したアントニン・レイモンド氏の作品は、ガウディ+コルビジェ/2といった(素人そんくらいしか知らんです。)、モダニズムを幻想が彩る作品。
背の低い建物は日本建築からの影響も洗練されて感じられ、そこに住む自分を想像させられ、当たり前に存在するものの大きな影響に改めて気づかされる。大きくて、海が広がる家…寒そうだけれど、サイコウの借景だな。

ユニコーンのヴォーカルもその音響の良さを褒め称えたという”高崎音楽センター”も、純昭和家屋に思えた高崎市美術館の裏手、高崎哲学堂も彼の設計によるものとこの展覧会で知る。
様式と個性と用途を伴う造形物について暫しおもふ。
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