「平城遷都1300年と薬師寺の仏」 村上太胤(法相宗大本山 薬師寺 執事長)@群馬県立近代美術館

群馬の森!

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薬師寺の日光・月光(ガッコウ)菩薩が光背を外され、東京国立博物館で展示されるという千歳一隅の機会に関しての講演会でした。
9歳でこの仏門に入られたという、世界遺産のお寺の住職のお話は。植木等以上の?軽妙洒脱TALKで会場は寄席状態、爆笑感嘆爆笑感嘆拍手。
個人的には。薬師寺日光・月光菩薩の美術史的な解説を求めていたらしいのですが。仏教文化の心に触れさせていただきました。-人-VIVA沈魂国家。
★★★奈良・薬師寺とは・・・・・・・・・・・
檀家がない 
世界遺産で合コン
★★★さてさて薬師寺・日光・月光菩薩*1
見所は背中!!!

  • 薬師如来さまは、お医者さん。日光菩薩は昼間の看護婦さん。月光菩薩は夜勤の看護婦さん。』という説明が外国の方には分かりやすいそおな。
  • 薬師如来の持物は薬壷という決まりがあるが、これはそれが決まる前の仏像なので手ぶらで。足の裏には如来の超人的な力を示す言葉が書かれていて、下に長く垂れる細かな紋派の部分まで一鋳造りというのは、当時として本当に高度な技術だったそうな。(その前時代の仏像は鋳造技術が未熟なために簡素な表現に至っているそお。)
  • 作者不明のこの仏像だが、この本尊を中央にして、左右に重心をずらした両脇の二体のポーズ、これは、東大寺金剛力士立像に踏襲されているポーズの最古のスタイル…なのでは?と思うのですがどうでしょお。

詳細後

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