ニッポン・ヴンダーカマー荒俣宏の驚異宝物館展

骨!

http://www.wunderkammer.nua.jp/index.html
群馬自然史博物館*1というところには初めて行って来た。小ぶりな館だけれど、常設展の古代中世の化石や自然物の標本剥製はNYの自然史博物館*2に匹敵する展示量で、展示方法もわくわくする。*3
しかしそれら、大昔の物的証拠にも負ケズ...。
...濃いDEATH!!!!!!荒俣宏!!!!!!!
贋物礼讃・悪趣味、オドロ・ヘドロ・にくにくナマナマな執拗パラノイア
中学のころ荒俣宏の『帝都物語』が流行って受験の逃避で回して読んだのだ。実在の人物と架空の人物が織り成す裏日本史で、日本史が史実以上にインビに感じられたもんです。『そんなこといっても平清盛は...裏に加藤がー。』。架空と現実の境界が曖昧なのは若者の特権なのだ。*4
しかし架空は物質に変換して一定量を超えると現実を捻じ曲げるのだ。荒俣宏氏の蒐集した物々からは架空の有りどころをしっかり見せてもらった気分になった。ワイルドカード*5

*1:http://www.gmnh.pref.gunma.jp/cgi-bin/odb-get.exe?wit_template=index

*2:American Museum of Natural History | New York City

*3:発掘現場跡の上を歩けるようになっている。

*4:元気が出るテレビ』のガンジーオセロは勿論、大仏魂も信じてる友達がいました...

*5:秋によく合うコレ。ええもう4年前のなの?!色褪せないなー。