ペイズリー柄・再生

ぞうりむし

ペイズリー柄が嫌いだ!最近ジムに行ったんだけど頭にこの柄のバンダナを巻いたマッチョの人を珍獣とみなす勢いで不可解だ。結構いる。なので理解しようそうして改善しようと思うた。先ずはルーツからいってみよ!

pasisley
勾玉模様、マンゴー模様などと呼ばれる伝統的基本柄のひとつ。その基本柄は松毬(かつかさ)を表わしたものだといわれ(パーム(やしの葉)、糸杉(ヨーロッパでお墓に植える*1)、生命の樹などおがの図案化とも)、インド神秘主義でのシンボルとされた紋様は、17世紀のカシミア・ショールに遡るが、手織りでも有り極めて高価だったものが、18世紀初頭、スコットランド南西部、ペイズリーの町で機械によるカシミア・ショールが生産され、その柄として使われたことで、世界中の人々に知られる様になった。

  1. ペイズリー柄ってのはオリエンタル風味なのだ
    “インド神秘主義でのシンボルとされた紋様”かあ。そっかあ。
  2. では、ゾウリムシとの関係は?
    図案の元に挙げられた植物以外にもあの模様で思い起こさせるものがある!ある!!実はそれのせいで嫌悪感をもよおすのじゃーないかと言うほどに...。それではゾウリムシの発見はいつ?!

Ciliophora: Oligohymenophorea: Peniculida: Paramecium

レーベンフック(Antony van Leeuwenhoek; 1674, 1677)の観察記録の中には,すでにゾウリムシ(Paramecium)らしいものの記述があるという(Dobell 1932)。その後,18〜19世紀にかけてたくさんのゾウリムシらしき生物の顕微鏡観察記録が残されたが,その中でもっとも旧いのは,1703年に描かれた作者不明の4枚のスケッチである。

ほぼペイズリー柄の発生年代と同時?!
ペイズリー柄のルーツとゾウリムシが無関係ならば…
昔の人は科学的根拠の無いまま現在と同じ処方を施していたりすることが往々にある。
それがパターンにも現れて勾玉のルーツだって胎児説もあるからペイズリー柄の神秘性には、知らず知らずの単細胞崇拝が憑依したのかもしれない...。
ペイズリー柄にゾウリムシが関係しているならば…
先日みたリヒターも電子顕微鏡で見た図を絵画に制作していたが、ペイズリー柄って最先端なサイエンス柄だったのか。だとしたら今日、フラクタル柄やHIV柄なんてのも出てきてもよいはずだが?柄に対する人間の欲求は既存のもので飽和に達したのだろうか?
■ステキなペイズリー柄だってちゃんとある。
100歩譲って手が込んでるという意味でかっちょいいペイズリー柄を見せてくれるのが...http://www.etro.co.jp/index.htmlでしょう。か。ドットやボーダ以上に魂入れてデザインしないと一目瞭然。ほんと曲者だ。
結局、ペイズリー柄って手抜くと下手なゾウリムシの絵以下で不快なんだとおもう。LOVESEXY*2

*1:ゴッホが沢山描いてる。Bilder und Briefe

*2:そうだ!この人のスタジオはPasisley PARK STUDIOだあ。これ好きだけどやっぱし焦点合わせられない...