【イギリスの美しい本展】で見た【Designer Bookbinders】

ワークショップ制作作品

福本浩子さん*1のワークショップ『Book of Babel』に参加するために足利市美術館*2へ行って参りました。*3
同時開催の【イギリスの美しい本展*4】でみた現代イギリスの装丁は他でめったやらた観られないアーツ&クラフトの推進者ウィリアムモリス風の伝統デザインを上手く再構築した作品で、今日のこのインターネット時代の本のあり方を示唆していた。本って文字を読み知識を得るモノなのだけれど、装丁はそれを包む大事な装いなのだなあ。マチエールの拘りが日本の常識には無い状態。
Designer Bookbinders
●展覧会に一役かった方?⇒http://www.joshibidosokai.net/venus/0501kunikata.html
19世のモノクロの挿絵もグレーの階調が豊富でまるで潰れていなくふんわりした表現にびっくり!!

*1:screenshot

*2:ここの学芸員の方、私の隣町から毎日送迎通勤しているそう!!えー甘えんぼー!!『よい展覧会を開くコツは?』『友達に頼る』そです。

*3:古本にお線香で穴を開けるんですが、こんな行為にも個性が出て自分の書き文字の雰囲気に似るんですよ!!ホント!!不安の力 (集英社文庫)五木寛之さんの作品が羊になってました。

*4:http://www.tokyo-np.co.jp/event/bi/book/