迷宮+美術館─コレクター砂盃富男が見た20世紀美術─@高崎市美術館
私は生前の砂盃富男氏を拝見したことがあります。某美術館のチケットブースにいたときに砂盃さんがお見えになりました。招待券を車に忘れてとりに帰って駆け戻るお姿が大変かわいらしいおじいちゃまでありまして、途中『ぷ』なんかしてました…。
初の戦後生まれの首相が誕生いたしましたが。『有名無名、作品の大小に拘らず、ココロに響いた作品をコレクションする。』という氏のポリシーの根底には戦争の痛みが貫かれているように感じました。各作家、小品ですが代表作に比肩する力ある作品群にはびっくりです。その様な中でも一番わたしの心に響いたのは砂盃氏作のデカルコマニーの作品でありました。追悼。*1