紅白梅図屏風のオリジナリティーについて

『素人の意見です。』との前置きで
尾形光琳紅白梅図屏風には、尾形光琳の『風神雷神』が俵屋宗達のオリジナルの模倣であるならば俵屋宗達の『風神雷神』が存在するはずだ』との仮説を唱えていました。
確かに。昨年ニュートン誌で尾形光琳紅白梅図屏風が金箔を使っておらず、金泥で制作されたことが科学的に証明されていまして、『金使わなかったら、練習だろう』という仮説だそうです。絵は語る (9) 松島図屏風-俵屋宗達筆 座敷からつづく海-
にしたって事の真相はどうあれ、金箔使ってないなんて科学分析するまでも無く、金箔いじったことのある人なら観れば解ると。
それを、公の機関が分析するまで、その仮説が広まらないのが、現在の日本美術の閉塞感を象徴している。とのお話でした。
http://www.moa-inter.or.jp/japanese/setsugekka/setsu-pic07.html