2005-01-23から1日間の記事一覧

紅白梅図屏風のオリジナリティーについて

『素人の意見です。』との前置きで 『尾形光琳の紅白梅図屏風には、尾形光琳の『風神雷神』が俵屋宗達のオリジナルの模倣であるならば俵屋宗達の『風神雷神』が存在するはずだ』との仮説を唱えていました。確かに。昨年ニュートン誌で尾形光琳の紅白梅図屏風…

自分的ミニマム・アート

コレが無かったら後のインスタレーションという概念ははっきりしてこなかったと思う。西洋絵画の遠近法を見せるのではなく鑑賞者に気を付かせるための展示。ではないのかと、奥行きを排除した平面作品が長々続く壁面の向こうに消失点をみて思う。

で。作品はというと⇒ミニマル・アートの洗礼を受けた日本人。

ドナルド・ジャットの名前が何度か出てくるのですが、ジャットが私が尊敬する所は『発注芸術の祖』としてです。クリストなんかもそうですが、彼らは手で作品を作らない。村上隆さんも中国の工場で作らせてましたが、そうすることによって、芸術で仕事を得る…

『アーティスツ・トーク』〜世界の中の日本美術●群馬県立近代美術館

数寄者達−琳派以後の方法−出品作家の方が自作を並べた会場の中央に配置された畳の間でトーク。 お題は『世界の中の日本美術』 福田篤夫さんは海外の美術関係者に『日本人の作品はmimicryだ。自分たちのものまねをして、何が言いたいのかワカラナイ。』と言わ…