『アーティスツ・トーク』〜世界の中の日本美術●群馬県立近代美術館

Yo__oY2005-01-23


数寄者達−琳派以後の方法−出品作家の方が自作を並べた会場の中央に配置された畳の間でトーク
お題は『世界の中の日本美術』
福田篤夫さんは海外の美術関係者に『日本人の作品はmimicryだ。自分たちのものまねをして、何が言いたいのかワカラナイ。』と言われる事が多いのだそうです。

1987年アメリカ現代美術作家の展覧会の最期に見た、尾形光琳の『柳図香包』
http://www.emuseum.or.jp/Pages/request18.html
この作品から受けた琳派への写実と抽象が同一画面に描かれている比類の無い大胆さの感銘を受け、(●私つっこみ●でもクリムトや、ボッチチェリはあ? )
以来、ご自身が運営するアートスペースで琳派を日本美術の立ち返るところとして活動を行っているのだそうです。
今回の展覧会は22年に渡るその活動を群馬県立近代美術館に場所を移し総集した模様です。
美術に関係しなくとも海外に憧れる日本人の現在の姿を作品に観てとれる気がしました。Minimalism (Movements in Modern Art)